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家族旅行に行きたい!出発前に知っておきたい3つのリスク(海外編)
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海外旅行では、国内旅行以上に念入りな計画が必要です。特に、幼い子どもがいる場合には、思わぬアクシデントやトラブルに巻き込まれることも想定されます。そのため、「家族で海外旅行に行きたいけれど、子連れだと何かと大変そうで、なかなか計画が立てる気になれない…」という方もいるでしょう。この記事では、海外旅行で起こりうる代表的なリスクを紹介するとともに、安心して家族で海外旅行を楽しむための備えについてお伝えします。
- コラムサマリ
★この記事は約5分で読めます。
- 安心して海外旅行を楽しむには、現地で起こりうる非常事態に備えておくことが大切。
- 海外旅行特有のリスクもあるので、保険を活用して備えることも選択肢のひとつ。
- 保険会社によっては、24時間いつでもサポートデスクで電話相談できる。
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海外旅行に行くなら念入りな準備が不可欠
安心して家族で海外旅行を楽しむためには、やはり事前準備がポイントです。移動にかかる時間、移動手段、滞在先や現地でのアクティビティなどを計画することはもちろん、可能なかぎり様々な事態を想定して対処できるようにしておきたいものです。
起こりうるリスク1:旅行先での急病やケガ
普段の生活とは異なった環境に子どもの探求心や興味が拡がる一方で、予測不能な行動に留意する必要があります。目を離した瞬間に、子どもがケガを負ってしまうことも容易に想像できます。
また、海外では、日本とは違った水質や衛生面により、体調に異変を感じ、食あたりや水あたりによる「旅行者下痢症」を、多くの人が経験するようです。また、食べ慣れない食事から食中毒になりやすいとも言われています。
重症の場合には、病院での治療を受けることになりますが、日本国内での受診のように、公的医療保険で「医療費は3割負担」という訳にはいきません。また、救急車での搬送が有料である国も多く、搬送だけで数万円かかることもあります。
起こりうるリスク2:損害賠償責任の発生
また家族のケガだけでなく、他人の財物の損壊や他人をケガさせてしまい、「損害賠償責任」が発生するリスクも想定されます。
海外旅行のアクシンデントで代表的な事例は、ホテルのお風呂を溢れさせ、部屋を水浸しにしたり、下の階に水漏れさせたり、といったケースのほか、備品を壊してしまった、ぶつかった相手にケガをさせてしまったなどがあげられます。
起こりうるリスク3:盗難(携行品損害)
旅行という特別な時間のなかでは、高揚感とともに、子どもも大人もついつい気が緩んでしまうこともあるでしょう。その心の隙を突かれ、ちょっと目を離した隙にバックを持っていかれる、ポケットから財布を抜き取られるなどの被害も散見されます。最悪の場合、見知らぬ土地で一文無しになり連絡手段も絶たれてしまう可能性もあるため、盗難も深刻なリスクのひとつです。
海外旅行保険で備えるという選択肢
起こりうるリスクへの対処として、有効な選択肢のひとつが「保険」です。海外旅行の際は、「海外旅行保険」が活用でき、安心して海外へ行くための「強い味方」となります。
海外旅行保険では、
- ケガや病気に関する補償
- 相手や相手のモノに対する賠償に関する補償
- 持ち物に関する補償
が付帯されるため、思わぬトラブルが合った際に経済的な負担が抑えられます。
そのほかにも、飛行機の遅延や出発の際に預けた荷物が手違いで別の場所に送られてしまった、などというトラブルも起こり得ます。乗り継ぎできずに急遽宿泊した際のホテル代、公共交通機関が使えないためにかかったタクシー代、衣類や必要なものの購入費など経済的な負担に対するリスク対策として、航空機遅延保険金や航空機寄託手荷物保険金などの特約を付帯しておけば、予想外の出費に対する経済的負担を更にカバーしてくれます。
補償内容や保険金額を検討することの大切さは言うまでもありませんが、金銭的なリスク以外の不安も解消できるかどうかが保険を選ぶポイントです。
例えば、保険会社によっては、世界中のどこからでも24時間・年中無休・日本語で相談ができる「サポートデスク」を利用できます。サポートデスクでは、ケガや病気、財物の損壊、盗難被害といった先述のアクシデントのほか、緊急時の病院探しまで相談できるため、安心して旅行を楽しむことができます。
海外旅行保険で、安心して家族の思い出づくりを
せっかくの家族旅行を安心して楽しむためには、納得のいくリスク対策が肝心です。事前にやりたいことや行きたい場所の計画づくりだけでなく、子どもと家族の万が一に備えて海外旅行保険に加入しておくことで、小さなトラブルがあっても「よい旅行だった」と振り返って思えるようにしたいものです。
帰宅したときに、「また行きたいね」と家族で言い合えたら大成功です。
この記事の執筆協力
- 執筆者名
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大竹麻佐子
- 執筆者プロフィール
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証券会社、銀行、保険会社など金融機関での勤務を経て独立。相談・執筆・講師活動を展開。ひとりでも多くの人に、お金と向き合うことで、より豊かに自分らしく生きてほしい。ファイナンシャルプランナー(CFP©)ほか、相続診断士、整理収納アドバイザーとして、知識だけでない、さまざまな観点からのアドバイスとサポートが好評。2児の母。
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